指導した大学院生と修士論文

2007年度修了

金森学 高次元波動方程式の解について
高次元波動方程式のコーシー問題, 初期値境界値問題の解の表示,性質についてまとめた.

2006年度修了

池田徹也 四元数による空間の回転
空間の回転の具体的な表示を四元数と群 Sp(1),SU(2),SO(3) から論じた.

隅田晃司 ハミルトン力学系の数理
バネ振り子,二重振り子などの例を中心にハミルトン力学系の定性的性質を調べた.

2004年度修了

鵜沢真之 時間遅れをもつ微分方程式
時間遅れをもつ微分方程式の零解の安定性を議論. 時間遅れをもつ微分方程式の解を求める Mapleプログラム作成.

木島善吉 ワイル変換とエルミート関数
2変数のエルミート関数の構成とその性質(生成,消滅演算子,調和振動子,正規直交基底, ラゲール多項式による表示).

斉藤強一 多重解像度解析と直交ウェーブレット
多重解像度解析を用いた直交ウェーブレットの構成とその例 (ハール,フランクリン,メイエ,ドベシィのウェーブレット).

2002年度修了

平野直哉 追跡曲線について
直線上,円周上を運動する物体を追跡する軌跡(追跡曲線) を非線形微分方程式論の安定性理論の立場から研究.

1999年度修了

坂瀬誉 ヤコビ変換に対するハーディの定理
フーリエ変換に対するハーディの定理をヤコビ変換とハンケル変換に拡張した.


岡山理科大学理学部応用数学科准教授
示野信一