挨拶
近代科学の父と呼ばれるガリレオ・ガリレイは著書の中で「自然という書物は数学の言葉で書かれている」と言っています.
自然現象に対して数学的手法および思考実験を用い,仮説を実験によって検証するというガリレオの方法はその当時画期的であり,
「科学研究」の方法を新たに確立するのに大きな貢献をしたと言われています.
逆に言えば,我々人類はある種の自然現象を理解する道具として新たな数学を生み出してきたと言っても過言ではありません.
普段,学校での数学の授業は無味乾燥な物であまり面白くないと感じている人は少なくないのではないかと思います.
このイベントでは,実際に手を動かしながら簡単な実験を行い,その背後に潜む数学的な事象について触れるということを目指しています.
数学に苦手意識を持っている人も遠慮せず参加して欲しいと思います.
もしかすると,このイベントをきっかけに数学の面白さに目覚めるかもしれません.
一味違う数学の側面に触れてみたい意欲的な人の参加をお待ちしています.
イベント情報
日時: 2025年6月7日(土) 13:00 〜 15:00
定員: 30名程度
対象: 高校生(小中学生も可),学校関係者・保護者の同伴も歓迎いたします
※ 申込みは先着順となります
費用: 無料
集合場所: 岡山理科大学 A1号館2階A0122教室
スケジュール(予定):
12:30 受付開始
13:00 全体説明会
13:30 イベント開始
理学部イベントパンフレット
参加登録フォーム
参加登録フォームには下記リンクから飛ぶことができます.
参加登録フォーム
イベント内容
「身近にある曲線と曲面」というタイトルで,応用数学科の井上雅照先生に以下の内容でイベントを行って頂きます.
数学では,曲がった線を「曲線」,そして球やドーナツのような立体的な図形を「曲面」と呼びます.実は,この「曲線」や「曲面」,日常生活の中でもたくさん使われています.
このイベントでは,パソコンを使って曲線や曲面を描いてみたり,実際の模型を使ってその形を触ってみたりしながら,曲線や曲面の性質を実感してもらいます.
さらに,どんな場面でこれらが活用できそうか,一緒に考えてみましょう.
問い合わせ先
岡山理科大学理学部応用数学科 広報委員 瓜屋航太
E-mail: uriya (at) ous.ac.jp ※ (at) = @
Tel: 086-256-9451